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特別支援について

特別支援の現状と就学方法

特別支援とは、身体的・知的・感覚的・精神的な障がいや発達障害を持つ人たちが、自分らしい生活を送るために必要な支援を行うことを指します。

日本では、「特別支援教育」が行われており、学校教育において、障がいを持つ児童・生徒が、必要な支援を受けながら、学びを進めることができます。また、社会的な生活においても、就労支援や生活支援などが行われています。

特別支援には、個別のニーズに合わせた支援が必要であり、教育や社会福祉、医療などの専門職が協力して取り組むことが求められます。障がいを持つ人たちが、自立した生活を送ることができるよう、総合的な支援を行うことが重要です。

2022年、文部科学省の調査で、発達障害の可能性があり特別な支援が必要な小中学生は通常の学級に8.8%、11人に1人程度在籍していると推計されると発表しました。

特別支援に就学したい場合は、障害の状態、教育上必要な支援の内容、地域における教育体制の整備の状況や、本人・保護者の意見、教育学・医学・心理学等の専門家の意見等を踏まえた総合的な観点から教育委員会が決定する仕組みとなっています。

保護者の方がお子様を就学させたいと思われたら、直接専門の医師または児童相談所に相談にいかれる方もいらっしゃいますが、まずは学校の担任等ご相談されると良いでしょう。

特別支援学校・学級そして通級指導教室の違い

文部科学省では、特別支援教育を大きく3つの学校体制に分けています。

一つ目は特別支援学校、2つ目は小中学校内の特別支援学級、そして3つ目は通級指導教室です。

1 特別支援学校

特別支援学校に通う児童生徒は、視覚障害、聴覚障害、知的障害、肢体不自由、病弱(身体虚弱を含む)と認定されています。療育手帳が取得できる、つまり医師の診断書や児童相談所での証明がある児童生徒が通学できます。

支援学校では、障害に基づく種々の困難を改善・克服するために、「自立活動」という特別な授業があり、児童生徒の障害の程度や状態などに応じて編成できる教育課程において学習ができる様になっています。

2 特別支特別支援学級

特別支特別支援学級は、基本的には、小・中学校の学習指導要領に沿って教育が行われますが、子どもの実態に応じて、特別支援学校の学習指導要領を参考として特別の教育課程も編成できるようになっています。つまり、子ども一人ひとりに応じた教育を受けることができる少人数の学級です。主に知的障害学級、情緒障害学級の2つがあります。その他にも学校によっては、「自閉症・情緒障害」「知的障害」「肢体不自由」「弱視」「難聴」「言語障害」「病弱者及び身体虚弱」がなど学校に通う支援学級に入れる人数や実態によって変わります。

3 通級指導教室(通級)

最近では、通級指導を受ける子ども達も増えてきました。通級は、通常の学級に在籍しながら、国語や算数などの教科において特別の指導を受ける事ができます。特別支援学校や特別支援学級に比べて、障害の程度が比較的軽い子どもを対象としています。

私達に出来ること

特別支援学校や学級に就学できる子ども達は、保護者のご理解と子どもの気持ちが重要となります。しかし、IQが高いけどADHDで学習に取り組めない、知的に高いけど極端に好きなことしかしない高機能自閉症の子どもなど、就学したくても出来ない児童生徒はたくさんいます。

その様な子ども達は、通級はできますが、充分なサポートはされず、結局二次障害が起こる場合があります。

特別支援に就学していない子供たちのサポートは、子供の個別のニーズに合わせて柔軟に対応する必要があります。家族や専門家、地域の支援機関などと連携しながら、子供の成長と発達をサポートするための最適な方法を見つけることが重要です。

私達は、その手助けができます。特別支援の免許を持ち、長年の教員経験と子どもの成長を想う気持ちを持って児童生徒と接してきました。才能が隠れている子どもはとても繊細で賢明です。よって、本当に心の底から理解してあげる事が重要だと思います。

子ども達の良さを見つけ、引き出し、伸ばしてあげるのが私達の役目だと確信しています。

ホームスクール

ホームスクールの方法と今

ホームスクールとは、一般的に学校教育を受けず、家庭で保護者や家庭教師などから教育を受けることを指します。フリースクール、家庭内教育とも呼ばれます。

ホームスクールでは、家庭で教育することによって、個別のニーズや興味に基づいたカリキュラムが組まれることが多く、その子供に最適な教育が提供されることが期待されます。また、保護者や家庭教師が子供に直接指導を行うため、より一対一の学習が可能となります。

ホームスクールは日本でも一部の家庭で行われていますが、一般的な学校教育と比べるとその数はまだ少ないです。日本では、義務教育を受けることが法的に義務付けられており、ほとんどの子供は公立学校や私立学校などの学校で教育を受けています。

ホームスクールを行う際には、教育委員会への届出が必要です。届出には教育計画や教材の提出などが含まれ、教育委員会の承認を受ける必要があります。また、ホームスクールを行う保護者は、教育に適した能力や環境を持っていることが求められます。

ホームスクールの具体的な規定や制度は、地域や教育委員会によって異なる場合がありますので、詳細な情報を入手するためには、地元の教育委員会や関連する法律を確認することが重要です。

私達に出来ること

ホームスクールをするためには、一般的に教員免許は必要ありません。ホームスクールは、親や家庭教師が子供に教育を提供する形式であり、教育機関での正規の教員としての免許は必要ありません。しかし、学校のメリットデメリットを熟知している方が適切にホームスクールを実践できると考えています。

私達は教員免許もいくつか持ち、公私共に学校経験も長いです。ホームスクールをされている家庭への助言もできます。また、教育委員会へのホームスクールの届出や承認を行う際には、教育に関する能力や環境についての情報提供が求められる場合があります。これは、ホームスクールが子供の適切な教育を受けることができる環境で行われることを確認するためです。その様な場合にも助言もできます。もちろん児童生徒への学習サポートもお任せください。

不登校生のサポート

不登校生の現状

不登校生とは、一般的に学校に通わずに学校教育を受けることができない状況にある生徒を指します。不登校の理由は人それぞれであり、心理的な問題や学校環境への適応困難、学業や人間関係のストレス、いじめなどが要因となることがあります。

不登校生へのサポートは、個別の状況やニーズに合わせて行われるべきです。学校や地域の教育機関、教育委員会などが関与し、専門の教育カウンセラーや心理カウンセラーと連携して支援を行うことが一般的です。不登校生に対する支援策としては、学校復帰支援、個別指導、心理的なケアやカウンセリング、家庭訪問、適応学習プログラムなどがあります。

また、一部の不登校生はホームスクールやオンライン学習などの選択肢を利用して教育を受ける場合もあります。これらの教育方法は、不登校生の個別のニーズに合わせて柔軟に対応できる利点があります。

不登校生への支援は継続的な取り組みが必要であり、教育機関や家庭、専門家の連携が重要です。不登校生の問題は複雑で個別性が高いため、適切な支援を提供するためには、関係者間のコミュニケーションと共同作業が欠かせません。

私達に出来ること

不登校生になってしまう理由はいくつかあります。家庭での問題、団体行動が苦手、いじめ、ゲームなどにハマったり怠慢だったりもします。学校に通いたくても通えないと言う児童生徒もいます。

私達は、その様な児童生徒の学習支援や心理的なサポートもしています。提供できる支援内容をいくつか紹介します。

  1. 不登校生は学校に通わずに学習を進めるため、学習内容や進捗管理を把握しながら個別の学習プランで一対一の指導で、充実した学習のサポートを行います。
  2. モチベーションの低下や学習意欲の減退に悩むことがあります。サポート塾では、学習に対する意欲や自己肯定感を高めるためのモチベーション向上の活動やコーチングを行います。
  3. 学校に行けない理由には、心理的な問題が存在することがあります。児童生徒の悩みを聞くだけでなく、ドッグヒーリングで心の健康に対してサポートを提供します。
  4. 社会的なつながりや交流の機会が制限されがちな状況を踏まえて、学習のサポートだけでなく自然に触れさせる体験学習を行います。太陽、海、山などの自然と触れ合うことで、心の癒しとなります。